クロースアップマジック

マジシャンと観客の距離が近い、つまり観客の目の前で行われるマジックをクロースアップマジックと言います。距離が近いからと言って、観客の目の前でハトを出したり、空中浮遊をするというものをクロースアップマジックと言うのではなく、カップとボールを使ったマジックやカード・コインなどを使ってマジシャンが動き回らず、少人数の観客にみせるマジックをクロースアップマジックと言うようです。
テーブルマジックと言われることもあり、クロースアップマジックが見られる代表的な場所と言えば、マジックバーが挙げられるでしょう。各テーブルをマジシャンが回ってマジックを見せてくれたり、カウンターに座って数人でマジックを楽しむことができます。
紀元前2500年頃の古代エジプトの壁画にも描かれている「カップ・アンド・ボール」は世界最古のマジックと考えられており、通常カップとボールを3つずつ使い、ボールが移動したり消失・出現したり、ボールではない全く違ったものに変化することもあります。
マジシャンによっては透明なカップでこのマジックを行う人もいるようです。「カードマジック」は主にトランプを用いて行われ、マークと数字のカードであるため、言語が異なる人でもマジックを一緒に楽しむことができます。マジックには紙製のトランプが向いていると言われ、マジック用にエンボス加工がされていることが多いようです。エンボス加工とはカードの表面に凹凸加工することで、ご飯をよそうしゃもじで米粒が付かないようブツブツとした凹凸が付いているものもエンボス加工のひとつです。この加工により、テーブルの上にサッと扇状にトランプが綺麗に並べやすくなるようです。